OTOGIの川崎です。
ようやく、ようやく本日着工出来、次なる企画が完成しました。
今回は、いつものアーティストによる個展とは少し違い、新しいOTOGIの魅せ方として、空間演出を試みてみました。
今回、福岡は糸島より、造園業を営まれている寺山造園さんにご協力頂き、今回の展示に繋がりました。
寺山造園 初個展
『conflate』
庭には建物を引き立てる役割があると思っています。 絵画を引き立てる額縁のようなもの。 そして鑑賞する者の心を豊かにできる力があります。
それは私達が施主様のライフスタイルに合わせて様々な様式の庭を 作庭してきたなかで感じた事。
今回のOTOGI店内の作庭においても、 アメリカの古いモーターサイクルを植物で額装してみてはどうか、 ということからでした。
テーマは『conflate』
日本とアメリカの歴史ある相反する価値観を組み合わせる事で日本 庭園の枠組みだけでは囚われない新しいイメージ。
それは様々な情報で溢れた現代にこそ表現できる庭なのかもしれま せん。
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寺山造園 略歴
1975 -初代 寺山正彦 創業
1978 -福岡でいち早く籠付き移動式4トンクレーンを導入。 それにより数多くの大規模な個人庭園を作庭。
2003 -初代正彦が勇退。
二代目寺山善伸が代表となる。
それまでの枯山水や池泉式の日本庭園から、 世の中の時流に合わせた自然風な雑木の庭の作庭にも着手。
糸島市内の財界人宅も多数作庭。
2016年 - 幼少期よりアートや音楽に触れていた寺山剛功が次期三代目として 入社。 個人様宅やカフェなどの空間に合わせた庭のデザインを担当する。
2017年 「conflate」発表
福岡中、色んな所で活躍されている様で、今回ありがたくOTOGI店内の演出にご協力頂きまして。。
ありがたやありがたやでございます。。
施工中の会話で、僕なんかは始めて聞く単語が飛び交いまくっていまして。。
蹲 筧 灯篭 手水鉢 湯投石 手燭石
。。。。
今回の庭園にしっかり導入してもらっている部分の名称なんですが、もはや読み仮名ふれる方はほぼいないんじゃないでしょうか?笑
この一つ一つのモノの配置に、歴史に元ずく意図がしっかりあったりするようで、僕も始めてお勉強させてもらいました。
その話は、また改めてお話しします。笑
という訳で、いよいよ本気の梅雨シーズン。
OTOGI店内の庭園に癒やされ、涼を感じに来てくださいませ。
他には絶っっっっっっっ対に無い、最高の空間になっておりますので。
本日から7月30日(日)までの展示を予定していますので、宜しくお願いします~
ではでは
OTOGI 川崎
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